平成26年08月06・07・08日〜平成27年03月13日

皇紀2674年04月09日 施設花見

 今年も去年と同じく「花見」というよりは「葉っぱ見」と呼んだ方が良い位に、桜に葉が出てしまった花 見でしたが、今回は陽光の下でコンデジ3台とデジイチ1台で撮り比べしてみました。
 といっても、一人で4台のカメラを扱ったワケではなくて、コンデジは施設職員に渡して勝手に撮って 貰い、私はデジイチだけを使いました。
 一人で撮ったのではありませんから、画角やフレームレイアウト的なセンスの差は当然出てしまいま すが、そういう点ではなくて、オートで撮った時の発色とか解像度とか、そういうのを比較してみたいと 思います。

 コンデジ3台+デジイチ1台の内訳は、

 コンデジ ― CONON Power Shot A510 (320万画素)

         Panasonic DMC-FX35 (1000万画素)

         RICOH R8 (1000万画素)

         OLMPUS SZ-14 (1400万画素)

 デジイチ ― NIKON D60 (1000万画素)

 まずは、僅か320万画素しかない CONON Power Shot A510 から。

 

 露出時間 : 1/800秒 , レンズF値 : F4.0 , 画像圧縮率 : 3/1 (bit/pixel) , シャッタースピード :  1/807秒 , レンズ絞り値 : F4.0 , 露光補正量 : EV0.0 , 画像幅 : 2048 , 画像高さ : 1536

 いつも思うんだけど、これが意外な名機。 発色の良さは最後に挙げるAPS-C一眼に劣りません。  2L版までの印刷ならコレで十分かも。


 続いて Panasonic DMC-FX35 。 コイツは1/2.3の限界超えの1000万画素機。

 

 露出時間 : 1/640秒 , レンズF値 : F3.8 , 露出制御モード : プログラムAE , ISO感度 : 100 ,  画像圧縮率 : 4/1 (bit/pixel) , 露光補正量 : EV0.0 , 開放F値 : F2.8 , 画像幅 : 3648 , 画 像高さ : 2736

 良くも悪くもパナ機らしいビビットな発色です。 批判的な意見も多いけどオイラはパナ機がメインなの で、感覚的にコレが基準に思えてしまいます。


 では、同じ1000万画素機である RICOH R8 はどうかな。

 

 露出時間 : 1/760秒 , レンズF値 : F5.0 , 露出制御モード : プログラムAE , ISO感度 : 161 ,  画像圧縮率 : 280/100 (bit/pixel) , レンズ絞り値 : F4.9 , 開放F値 : F3.1 , 画像幅 : 3648 ,  画像高さ : 2736

 露出がアンダー気味のようだけど、だからといって色濃くもありません。 陽光の下で撮ったとは思え ない暗さなのが気になります。


 では、1/2.3の超限界超えの1400万画素機である OLMPUS SZ-14 は、どうだ?!

 

 露出時間 : 1/500秒 , レンズF値 : F3.4 ,露出制御モード : Creative プログラム , ISO感度 :  80 , 画像圧縮率 : 4/1 (bit/pixel) , 露光補正量 : EV0.0 , 開放F値 : F3.0 , 画像幅 : 4288 ,  画像高さ : 3216

 ちょっと粒子が流れているような印象。 やはり無理があるか。


 さて、親父の遺品でもある 1000万画素デジイチ NIKON D60 は、どうだ?!

 

 露出時間 : 1/500秒 , レンズF値 : F4.5 , 露出制御モード : Unknown (0) , ISO感度 : 140 ,  画像圧縮率 : 4/1 (bit/pixel) , 露光補正量 : EV0.0 , 開放F値 : F4.4 , 画像幅 : 3872 , 画像 高さ : 2592

 陽光の下で撮ったと分かる発色。 明るさに対して単純に絞ると影の部分が不自然に黒くなるのです が、この画像では実に自然な影です。 やはりAPS-Cとはいえ、一眼は一眼。 コンデジとは違うとい うことなのでしょう。 まぁ、比べないと分からない様な差でしかありませんが。


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